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2006.03.01

デザインリフォーム第2弾-その13

b54e81d4.JPG今日は、どうも工事が進まなかったようで、ブログの記事が書けません。
ということで、今日は、このリノベーションの企画を立案したきっかけについてお話します。
3年ほど前からデザイン系のマンションリフォームにおいては以前から、マスコミや業界紙で徐々に取り上げられ、お金さえかければそれなりの物はできると思っていました。
興味本位で、ある建築会社にリフォームする予定の部屋をデザインぽくしていただきました。しかし、どうもピカピカすぎて通路や外観との差があまりにもあることに違和感を感じました。
そして、ある人の紹介で東京でリノベーションという賃貸再生で入居者に大変好評な事業をやっている人がいるので、会いに行かないかと誘われ、すぐに東京へ飛んで行ったのです。
ブルースタジオという若手設計士の集団が古さを生かした建物再生事業をしていました。代表の大島さんという方とお会いし、感動の連続。
そして、古びて、空室だらけだったオフィスビルをSOHOビルに蘇らせ、満室にしたビルを見に行きました。ちょうど高岡の読売会館のような大型ビルで古さも同じぐらいでした。
ビル入り口もカフェやデザイン系のブックストアがテナントとして入っており、エレベーターや床は昔のまんまなのですが、テナント掲示盤がおしゃれで、とっても新鮮に見えました。
1室予約の入っているオフィスを見せていただきました。
白と黒そして、輝いたキッチンそしてかわいらしいブチタイルのシャワールームが目に入ってきました。
24時間仕事をし、くつろぐのにとっても過ごしやすい空間でした。
天井は吹き抜けでとても広く見えました。
早速、富山に戻ってきてしばらく、ブルースタジオワールドにとりつかれた状態でした。
富山にもこんな形のマンションがあったらいいなぁ、ただそれだけ。そして、古さを理解しそれを生かし、いいものを提供できたら・・・
信念はかわらず、持ち続けています。